起業したいけど、アイディアが思い浮かばない方、アイディアはあるけど、会社をやめて事業を始めるには、自信が持てない方。アイディア出しの考え方を学びましょう。

1. 起業アイデアの発想方法

「起業したい」という想いが先なのか、「面白いアイディア」が先なのか、事業をスタートするには、どちらが欠けても成功はありえません。様々な経営者の自伝に目を通すと、偶然アイディアを思いついたという有名な経営者もいますが、ほとんどが、何百というアイディアを時間をかけて考え、試行錯誤の末、これぞというアイディアにたどり着いたケースが多いのではないでしょうか。
ソフトバンクの孫正義社長は、事業アイディア製造マシーンと呼ばれるくらい様々な斬新なアイディアで事業を拡大してきたことで有名です。孫社長の大学生時代に実践していた事業アイディア発想法が非常に有名です。それは、カードにランダムにキーワードを書き、ランダムに2枚、3枚のカードを選びます。選んだカードに書いてあるキーワードを組み合わせて、何か事業アイデアに結びつかないか、考えるというものです。これを毎日日課にして、米国留学中に、何百という事業アイディアを考え、実際起業をしています。
起業アイディアの発送方法は、様々なアプローチがありますが、以下は、起業家がアイディアを閃くために強い味方になるアイディア発想法です。learn more

2. 事業機会の見極め方

起業家は、製品のアイディアや技術からスタートし、次に「この製品に対する市場機会は存在するのか?」と考えをめぐらせます。そして、この市場機会を測定することができるレポートやデータを探そうとします。一部の起業家は、このアプローチで事業を開始し、成功することもありますが、それは、運の要素が強いといわざるを得ません。
市場機会の裏には、必ず、満たされないニーズや解決が望まれる課題が存在するのです。事業機会を探すときには、製品アイディアからスタートするのではなく、ニーズや課題からスタートするのです。これが、事業機会を探すときの一番重要なポイントです。learn more